映画『ジオストーム』のネタバレ考察・解説

映画のネタバレ考察

この記事では、映画『ジオストーム』の結末・ラストをネタバレありで解説し、この映画に関する疑問や謎を分かりやすく考察・解説しています。

映画『ジオストーム』の結末・ラスト(ネタバレ)

映画『ジオストーム』の結末ラストをネタバレありで解説しています。この先、ネタバレが書かれているためご注意ください。

映画『ジオストーム』のラストでは、ジェイク・ローソンと弟のマックス・ローソンが協力し、暴走した気象コントロールシステム「ダッチボーイ」を止めることに成功する。

物語の終盤、ダッチボーイのシステムが完全に制御不能となり、地球上で異常気象が次々と発生。世界各地で巨大な津波や氷嵐などが起こり、最悪の事態「ジオストーム」が迫っていた。ジェイクは宇宙ステーションで原因を突き止めるが、それが意図的なハッキングによるものであり、背後にはアメリカの国家的陰謀があったことが判明する。

マックスは地球上でこの陰謀を暴き、アメリカ大統領を救出し、システムをリセットするための大統領の認証コードを手に入れる。一方、ジェイクは宇宙ステーションで最終的な修正を行うが、システムが爆発寸前になり、脱出が困難となる。しかし、彼の努力によってシステムは正常に戻り、ジオストームは回避される。

最後の瞬間、ジェイクは宇宙に取り残されるかと思われたが、同僚の宇宙飛行士とともに救出され、無事に地球へ帰還。地球は壊滅的な危機を免れ、マックスとジェイクは和解し、物語は希望に満ちた形で幕を閉じる。

映画『ジオストーム』の考察・解説(ネタバレ)

映画『ジオストーム』に関する疑問や謎を分かりやすく考察・解説しています。この先、ネタバレが書かれているためご注意ください。

映画『ジオストーム』に気まずいシーンはあるか?

『ジオストーム』はディザスター映画であり、基本的にはアクションやパニック要素が中心のため、過激なシーンは少ない。そのため、「気まずい」と感じるような場面もほとんどないが、唯一それに該当するのはマックス・ローソンとサラ・ウィルソンのキスシーンくらいである。

マックスはアメリカ大統領の護衛であるサラと秘密裏に交際しており、物語の途中で二人がロマンチックな雰囲気になる場面がある。しかし、映画の展開自体が非常にシリアスであり、気象コントロール衛星「ダッチボーイ」の暴走による地球規模の災害が進行している状況でのキスシーンは、視聴者によっては場違いに感じられることがある。

ただし、全体的にはアクションとSF要素が強いため、気まずいと感じるほどの場面はほとんどなく、比較的安心して観られる映画と言える。

映画『ジオストーム』で大統領が「結婚しろ」と言うシーンについて

映画の終盤、アメリカ大統領アンドリュー・パルマは、マックスとサラが自分を命がけで守ってくれたことに感謝し、思わず「結婚しろ」と発言する。このシーンは、物語の緊張感の中で突然のユーモアが加わる印象的な場面となっている。

マックスとサラは、もともと交際していたが、それを周囲には隠していた。しかし、彼らが息の合ったカーチェイスを見せ、大統領を救出するために協力する姿を見た大統領は、彼らの関係を見抜く。そして、命を救われたことへの感謝と、二人の息の合ったコンビネーションを称賛する形で「結婚しろ」と口にした。

このセリフは、シリアスな展開の中でほっとできるユーモラスな瞬間として観客に印象を残し、映画の中で最も笑える名シーンの一つとなっている。

映画『ジオストーム』のサラ・ウィルソンの吹き替えは誰?

映画『ジオストーム』でサラ・ウィルソンの吹き替えを担当したのは、お笑い芸人のブルゾンちえみである。彼女は、当時日本で大ブレイクしていたこともあり、話題性を狙って吹き替えキャストに起用された。

サラ・ウィルソンはアメリカ大統領の警護を担当するシークレットサービスの一員であり、物語の中でも重要な役割を果たすキャラクターである。ブルゾンちえみの起用は意外性があり、賛否が分かれた。彼女の吹き替えには「意外と合っていた」という肯定的な意見もあったが、映画のシリアスな雰囲気と彼女の演技がマッチしていないと感じた観客も多かった。

このように、プロの声優ではなく、芸能人を起用したことで、吹き替えに対する評価が分かれる要因となった。しかし、話題性の面では大きな注目を集めたのも事実である。

映画『ジオストーム』がひどいと言われる理由は?

『ジオストーム』が「ひどい」と言われる理由の一つに、吹き替えのキャスティングが挙げられる。特に主要3人の吹き替えを声優ではなく、俳優や芸人が担当したことが違和感を生んだ。ジェイク・ローソン(ジェラルド・バトラー)は俳優の上川隆也、マックス・ローソン(ジム・スタージェス)は俳優の山本耕史、サラ・ウィルソン(アビー・コーニッシュ)はお笑い芸人のブルゾンちえみが担当した。

特にブルゾンちえみの吹き替えは、当時の人気を反映したキャスティングだったが、プロの声優ではないため演技に違和感があると感じる人も多かった。さらに、映画自体のストーリーが単純で、予測できる展開が多いため、「B級映画」としての印象が強くなり、期待外れだったと感じる視聴者もいた。

また、大規模な災害をテーマにした作品でありながら、科学的な整合性が薄く、リアリティよりも派手な映像を重視している点も批判の対象となった。これらの要素が重なり、「ひどい」と評価されることがある。

映画『ジオストーム』の続篇はある?

『ジオストーム』の続編については、現時点で正式な発表はされていない。本作は地球規模の天候制御システム「ダッチボーイ」が暴走し、大災害を引き起こすという内容だったが、物語は完結しているため、続編の可能性は低いと考えられる。

興行収入の面でも、本作は期待ほどのヒットを記録しなかった。製作費が約1億2000万ドルだったのに対し、世界興行収入は約2億ドルと、決して大失敗ではないが、大成功とも言えない結果となった。そのため、続編を制作するほどの利益を生む作品ではなかったと考えられる。

また、本作は単発のディザスター映画であり、続編を作るには新たな危機やシナリオが必要となる。しかし、元の設定がすでに極端なものであるため、同じコンセプトで続編を作ることは難しいとされている。そのため、『ジオストーム』の続編が制作される可能性は非常に低い。

映画『ジオストーム』に出てくる日本のシーンについて

『ジオストーム』には、日本のシーンが登場する。最も印象的なのは、銀座の街に超巨大な雹(ひょう)が降り注ぐ場面である。このシーンでは、突然の異常気象によって、氷の塊が人々の頭上や自動車に落下し、街がパニックに陥る様子が描かれる。

このシーンは、日本が世界的な大都市であり、災害映画としてのインパクトを強めるために選ばれたと考えられる。また、実際に日本は地震や台風などの自然災害が多い国であり、「もし天候をコントロールするシステムが暴走したら?」というテーマをよりリアルに感じさせる演出となっている。

ただし、日本の描写には一部の視聴者から「海外映画にありがちな日本のイメージが強すぎる」との指摘もある。実際の銀座と異なる部分もあるが、ハリウッド映画の中で日本が舞台になること自体が珍しいため、ファンにとっては見どころの一つとなっている。

映画『ジオストーム』の吹き替えがひどいと言われる理由は?

『ジオストーム』の吹き替えが「ひどい」と言われる主な理由は、主要キャラクターの吹き替えをプロの声優ではなく、俳優や芸人が担当したことによる違和感である。特に、ジェイク・ローソン(ジェラルド・バトラー)を上川隆也、マックス・ローソン(ジム・スタージェス)を山本耕史、サラ・ウィルソン(アビー・コーニッシュ)をブルゾンちえみが担当したことが大きな要因となっている。

上川隆也や山本耕史は俳優として実績があり、演技力は評価されているものの、声優としての経験が少なく、映画全体のトーンと合わないと感じる人もいた。また、ブルゾンちえみは当時人気の芸人だったため、話題性として起用されたが、感情のこもり方やセリフ回しに違和感を覚える視聴者が多かった。

吹き替えの出来が悪いわけではないが、ハリウッド映画においてプロの声優ではなく芸能人を起用することに批判的な意見も多い。そのため、映画自体の評価とは別に、吹き替えのキャスティングが「ひどい」と言われる一因となっている。

映画『ジオストーム』でブルゾンちえみは誰の吹き替えをしている?

ブルゾンちえみが吹き替えを担当したのは、サラ・ウィルソン(アビー・コーニッシュ)である。サラはアメリカ大統領の警護を担当するシークレットサービスの一員であり、物語の中で重要な役割を担うキャラクターである。

ブルゾンちえみの吹き替えは話題性を狙ったキャスティングだったが、評価は賛否が分かれた。彼女の低めの声質や落ち着いた話し方は、サラの冷静で強い女性像にはある程度合っていたという意見もあった。しかし、プロの声優ではないため、感情表現の幅が狭く、シリアスなシーンでの演技に違和感を覚える人もいた。

特に、日本語吹き替え版を視聴した人の中には「なぜ芸人を起用したのか?」と疑問に思う声もあった。結果として、ブルゾンちえみの吹き替えは映画の本筋とは関係ない部分で話題になり、映画自体の評価にも影響を与えた。

映画『ジオストーム』の主人公ジェイクの娘ハンナ役は誰?

映画『ジオストーム』で、主人公ジェイク・ローソン(ジェラルド・バトラー)の娘ハンナを演じたのは、2001年生まれの女優タリタ・ベイトマンである。

ハンナはジェイクの娘であり、物語の序盤から登場する。ジェイクは、かつて「ダッチボーイ」の開発に関わった優秀な科学者だったが、その後政府から外され、娘とは離れて暮らしている。しかし、地球規模の異常気象が発生し、ジェイクが再び宇宙ステーションに向かうことになったため、ハンナとの関係も物語の感情的な要素として描かれる。

タリタ・ベイトマンは若手女優ながら、子役として多くの作品に出演しており、ホラー映画『アナベル 死霊人形の誕生』などでも注目された。『ジオストーム』では、父親を心配しながらも強く生きようとする少女を演じ、ストーリーに温かみを与える存在となっている。

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『シネマヴィスタ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『MIHOシネマ』の編集長も兼任しています。

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