この記事では、映画『遊星からの物体X ファーストコンタクト』の結末・ラストをネタバレありで解説し、この映画に関する疑問や謎を分かりやすく考察・解説しています。
映画『遊星からの物体X ファーストコンタクト』の結末・ラスト(ネタバレ)
映画『遊星からの物体X ファーストコンタクト』のラストは、主人公ケイト・ロイドが最後の生存者となり、極寒の南極に取り残されるという結末を迎えます。
物語の終盤、ケイトとヘリコプター操縦士のカーターは、エイリアンの宇宙船の内部に入り、そこで「物体」が活動を再開しようとしていることに気付きます。ケイトは、地球に広がる危険を防ぐため、「物体」に火炎放射器を使って攻撃し、宇宙船が動き出すのを阻止します。
その後、二人は雪上車に乗り込んで脱出しますが、ケイトはカーターの耳飾りが左右逆になっていることに気付きます。このことから、カーターが「物体」に感染されていると疑い、彼に火炎放射器を向けます。カーターは弁解しようとしますが、ケイトは彼を信じず、炎で焼き尽くします。
ケイトは一人きりになり、極寒の南極で雪上車に乗ったまま静かに座り込むシーンで映画は終わります。彼女の運命は明確に描かれず、その後どうなったのかは不明のままです。救助される可能性は低く、極寒の環境の中で生き延びるのは難しいと考えられます。映画は、観客にケイトの運命を想像させる余韻を残して幕を閉じます。
映画『遊星からの物体X ファーストコンタクト』の考察・解説(ネタバレ)
映画『遊星からの物体X ファーストコンタクト』の生き残りであるケイトのその後はどうなったのかネタバレ
映画のラストで、ケイト・ロイドはヘリコプター操縦士のカーターとともに、エイリアンの宇宙船の中で生存者を探します。しかし、カーターがすでに「物体」に感染していることを突き止めたケイトは、彼を倒し、1人で生き残ります。その後、彼女は雪上車に乗り込み、極寒の南極で孤立することになります。
しかし、映画の最後では彼女がその後どうなったのかは描かれていません。雪上車の燃料が尽きれば、ケイトは凍死する可能性が高く、また基地に戻ったとしても「物体」の脅威が残っているかもしれません。彼女が救助されるかどうかも明らかにならず、観客に結末を委ねる形で物語は終わります。
続編がないため、ケイトの運命は公式には不明のままです。しかし、極寒の環境や孤立した状況を考えると、彼女が無事に生還する可能性は低いと言えます。
映画『遊星からの物体X ファーストコンタクト』のエイリアンの感染経路はどこか?
映画に登場するエイリアン、通称「物体」は、生物に感染することで生き延びる寄生生物です。感染経路の主な方法は、血液や体液を通じた接触です。感染した生物の細胞はエイリアンの一部となり、時間をかけて完全に取り込まれ、宿主をそっくりそのまま模倣します。
作中では、人間や犬が「物体」に感染し、その姿を完全にコピーされる様子が描かれます。感染が進むと、宿主の体は自由に変形し、別の生物へと姿を変えることができます。また、「物体」は自身が切り離されたとしても独立した生命体として活動できるため、小さな細胞レベルでも感染が広がる可能性があります。
そのため、映画では「血液検査」が感染者を見つける手段として使われます。人間に見える相手でも、血液が異常な反応を示せば、それが「物体」であると判断されます。この巧妙な感染方法が、映画の恐怖をより強いものにしています。
映画『遊星からの物体X ファーストコンタクト』の続編はあるのか?ケイトは出てくる?
『遊星からの物体X ファーストコンタクト』には、続編は存在しません。この作品は1982年に公開された『遊星からの物体X』の前日譚として作られたため、物語はすでに完結しています。
続編が制作される可能性も低いと考えられます。理由としては、興行成績が期待ほど伸びなかったことや、1982年版の物語と直接つながる形で終わったため、新たな展開を描く余地が少ないことが挙げられます。
そのため、ケイトが再び登場することはなく、彼女の運命も不明のままです。もし続編が作られるとすれば、1982年版の後の世界を描く可能性がありますが、現在のところ公式な発表はありません。ファンの間では続編を望む声もありますが、現時点では『遊星からの物体X ファーストコンタクト』の物語はそこで終わっています。
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