この記事では、映画『デモンズ』のあらすじを簡単に紹介し、結末ラストをネタバレありでわかりやすく解説しています。また、この映画に対する疑問や謎、伏線などについてもわかりやすく考察・解説しています。
映画『デモンズ』の作品情報
引用元:U-NEXT
製作年 | 1985年 |
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上映時間 | 88分 |
ジャンル | ホラー |
監督 | ランベルト・バーヴァ |
キャスト | ナターシャ・ホーヴェイ ウルバノ・バルベリーニ カール・ジニー フィオーレ・アルジェント |
製作国 | イタリア |
映画『デモンズ』の作品概要
『デモンズ(原題:DEMONS)』は、1985年にイタリアで公開されたホラー映画で、ディリア・アルジェントが製作を務め、ランベルト・バーヴァが監督を手掛けました。物語は、映画館に閉じ込められた観客たちが、突然出現したデモンに襲われるというサバイバルホラーです。ゴア描写と独特の雰囲気が特徴で、80年代のホラー映画の中でもカルト的な人気を誇る作品です。
映画『デモンズ』の簡単なあらすじ
ベルリンのある映画館で、不気味なホラー映画の特別上映が行われます。観客たちは映画を楽しんでいましたが、劇中で描かれているデモンが現実に出現し、観客たちに襲いかかります。館内に閉じ込められた彼らは、生き残るために必死に戦い、脱出を試みることになります。
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映画『デモンズ』の結末ラスト(ネタバレ)
映画のクライマックスでは、生存者の数が減り、状況がますます絶望的になる中、主人公ジョージとシェリルは何とか生き延びようと奮闘します。デモンに変わった観客たちが次々と襲いかかる中、二人は地下から脱出する手段を探します。やがて彼らは、映画館の外に出ることに成功しますが、街全体がデモンに襲われていることを知り、絶望感が募ります。
しかし、ジョージとシェリルは一台のジープに乗ったグループに助けられます。彼らは武装し、生き残りをかけて戦っている人々であり、二人はグループに加わり、デモンとの戦いを続けることを決意します。映画は、街が完全にデモンに支配されている中、彼らが生き残るために戦い続ける姿を映しながら終わります。
このラストシーンは、絶望と希望が交錯する形で描かれ、デモンの恐怖がまだ終わっていないことを示唆しつつ、観客に彼らの未来を想像させる終わり方となっています。
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映画『デモンズ』の考察・解説(ネタバレ)
随時更新予定
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映画『デモンズ』の伏線一覧と回収
映画館に招待される謎の招待状
伏線
映画の冒頭で、主人公たちは謎の人物から映画館の招待状を受け取ります。この人物は顔を隠しており、不気味な雰囲気を醸し出しています。招待状を受け取ったことが、後の恐怖体験に繋がることが暗示されていますが、その時点では観客に明確な説明はありません。
回収
この招待状が、デモンの恐怖の引き金となります。映画館に集められた観客たちは、意図的にデモンの襲撃に巻き込まれるために集められたことが明らかになります。招待状を受け取ることで、彼らは逃れられない恐怖の世界に足を踏み入れることとなります。
映画館内に飾られた不気味なマスク
伏線
映画館のロビーには、異様なデモンのマスクが展示されています。このマスクは、見た目に不気味さを感じさせ、何か悪いことが起こる前触れとして描かれています。観客の一人がこのマスクを試着することで、物語が動き出します。
回収
このマスクがデモンを呼び覚ます呪われたアイテムであることが後に明かされます。マスクを着けた観客がデモンに変貌し、他の観客たちを襲い始めることで、恐怖が一気に拡大します。このマスクが物語の中心に据えられ、恐怖の起点となります。
劇中映画とのリンク
伏線
映画館で上映されているホラー映画の内容が、現実世界で起こる出来事とリンクしています。劇中映画では、デモンを呼び覚ます方法が描かれており、それが観客たちに対する警告として機能していますが、彼らはそれを理解できずに見過ごします。
回収
劇中映画の内容が現実に影響を及ぼし、観客たちの身に同じ恐怖が襲いかかることが明らかになります。このリンクが、物語の進行と恐怖を増幅させ、観客たちが自分たちの運命を予見する鍵として機能します。
映画館の封鎖された出口
伏線
物語が進行するにつれ、観客たちは映画館の出口が封鎖されていることに気付きます。外に出ようとしても、扉が開かず、彼らは閉じ込められてしまいます。この異常な状況が、ただならぬ事態が進行中であることを暗示しています。
回収
出口が封鎖されたことは、観客たちがデモンの餌食となるために意図的に仕組まれたものであることが後に明らかになります。脱出が不可能な状況が、彼らの絶望感と恐怖を一層増大させ、物語のクライマックスへと繋がります。
デモン化の伝染性
伏線
デモンに襲われた者が、すぐにデモンへと変貌するという設定が早い段階で示されています。これは単なる襲撃ではなく、感染のように恐怖が広がることを示唆しており、緊張感を高めます。
回収
この伝染性が物語の進行を加速させます。次々とデモン化する観客たちによって、映画館内の状況が急速に悪化し、生存者たちは絶え間ない恐怖と戦うことを強いられます。この設定が、映画全体のテンポを速め、観客を絶え間ない緊張感に包みます。
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